3. このような医療機器企業に役立ちます
医療機器企業は、製品開発から薬事承認等の取得、保険収載、流通、海外市場への進出に至るまで、さまざまな規制・法務上の課題に直面します。特に、事業の初期段階で規制要件や契約上の権利・義務を十分に検討しなかった場合、将来の市場参入の遅延や、予期しない費用・法的紛争につながる可能性があります。MDREXと法務法人 大陸亜洲は、以下のような状況にある医療機器企業に対し、規制・法務分野の専門性を組み合わせたサービスを提供します。
① 海外医療機器の韓国での輸入・販売、または韓国子会社の設立を進める企業
海外医療機器を韓国で輸入・販売する場合や、海外製造業者が韓国市場に直接進出する場合には、医療機器の薬事承認等の取得、KGMP、保険収載および流通戦略だけでなく、事業構造や関連契約についても法務面から検討する必要があります。韓国の輸入・流通企業が海外製造業者と独占販売契約を締結する際には、製品の供給価格や販売権に加え、韓国の許可に係る権利の保有主体、許可および保険収載に関する権利の移転条件、契約終了時の事業継続性などを事前に明確にする必要があります。特に、韓国企業が多額の費用を投じて薬事承認等の取得と保険収載を完了した後に、製造業者との契約が終了したり流通企業が変更されたりする場合、許可に係る権利の移転、技術資料の利用、在庫処理、既存取引先の管理などを巡って紛争が発生する可能性があります。
一方、海外製造業者が韓国子会社を設立し、医療機器の輸入・販売・流通事業を直接運営する場合には、韓国での法人設立、医療機器輸入業許可、品目ごとの薬事承認等、KGMP、保険収載および流通体制の構築などを総合的に準備する必要があります。その過程では、子会社の事業構造、投資・運営契約、海外本社と韓国子会社間の取引構造および法的責任も併せて検討する必要があります。
② 韓国市場への直接進出を目指す海外医療機器製造業者
海外医療機器製造業者が、従来の韓国代理店を通じた輸入・販売から、韓国子会社を設立して直接事業を運営する形態へ移行する場合、単なる法人設立にとどまらず、既存代理店が保有する医療機器の許可に係る権利、保険収載上の地位、流通契約および関連する権利・義務の移転を総合的に検討する必要があります。特に、既存代理店名義の医療機器の許可・認証・届出を子会社に移転する過程では、許可に係る権利の譲渡・譲受手続、KGMP適合認定および品質管理体制の継続性、治療材料の保険収載上の地位を承継できるかどうか、償還上限額および価格交渉の問題などを事前に確認する必要があります。既存代理店との契約終了条件や事業移転条件によっては、追加費用や紛争が発生する可能性もあります。また、韓国の医療機器法に基づく営業または品目許可等の地位承継に際しては、既存代理店の行政処分歴、進行中の調査・処分手続、市販後安全管理義務および法的責任の承継の有無に関するデューデリジェンスが重要です。これらを十分に検討しなければ、子会社設立後に予期しない規制上の義務や法的リスクを負う可能性があります。
③ 米国・欧州・日本などへの海外進出を準備する韓国医療機器企業
韓国の医療機器企業が米国、欧州、日本などの海外市場に進出するためには、各国の医療機器関連法令に基づく薬事承認等、品質管理および保険収載の要件を満たし、現地代理人の選任や流通契約など、事業運営に必要な法務事項も併せて検討する必要があります。特に、規制当局や保険制度は国によって異なるため、製品の特性と事業目標に合った市場参入戦略を立案することが重要です。 |